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男はつらいよ 純情篇 ▼渥美清、若尾文子

旅先で助けた人妻を家へ送り届けた寅さんは、その家族の愛情あるやり取りを見ているうちに柴又が恋しくなり…。シリーズ第6作。
1971年 90分

11月11日 月曜 18:30 -20:15 衛星劇場

◆「男はつらいよ」シリーズ◆ 旅先で助けた人妻を家へ送り届けた寅さんは、その家族の愛情あるやり取りを見ているうちに無性に柴又が恋しくなり、一目散に“とらや”へ帰るが、自分の部屋が他人に貸してあることを知ってカンカン。ところが、その借り主がおばちゃんの遠縁にあたる美人の夕子だったことから…。
大映のトップスターとして活躍した女優・若尾文子、日本映画界を代表する名優・森繁久彌などベテランと、渥美清の競演は圧巻。妹さくらへの想い溢れる前半の描写が、ラスト近くの柴又駅でのさくらと寅さんの別れの場面の伏線となり、シリーズ屈指の名シーンとなった。後においちゃんを演じる松村達雄が、スケベな医者をコミカルに好演。