LIFE〜夢のカタチ〜
ドキュメンタリー/教養
LIFE〜夢のカタチ〜🈞🈑和歌山フルーツを愛するパティシエールの洋菓子店が人気に
四季折々に多彩な果物が実るフルーツ王国・和歌山で旬のフルーツを贅沢に使ったタルトやショートケーキが人気の洋菓子店。マーマレード付きチーズケーキも絶品!店主に密着
11月10日 日曜 5:20 -5:50 ABCテレビ1
和歌山は「フルーツ王国」の異名をとるほど果樹栽培がさかん。四季折々に多彩な果物が実ります。そんな和歌山でも、特にフルーツの収穫量が多い紀の川市に今年1月、洋菓子店『KII』がオープンして話題になっています。店主は谷本久美さん。
お店には焼き菓子が並びますが、とりわけ目を引くのが、フルーツタルトやショートケーキです。「フルーツの美味しさを大切にしています。和歌山の食材をメインに、味も見た目も無理に手を加えません」。商品のポップには生産者の名前が。農家の作り手さんをリスペクトしているのです。
もう一つ大切にしているのが「旬」。9月まではイチジク、ブドウ、ブルーベリー。9月末からは栗、みかんなど。和歌山の季節を感じてほしい、と谷本さん。店内にはイートインコーナーもあり、イートイン限定のマーマレード付きチーズケーキや、世界中から厳選した豆を焙煎したコーヒーも味わえます。
谷本さんは定休日も、自ら生産者さんの元を訪ね、仕入れをするのです。回るのは愛情を持ってフルーツを育てている農家ばかり。「和歌山にこんなフルーツがあるんだ。今これが旬なんだって勉強になります」。
谷本さんは紀の川生まれ。幼いころからお菓子作りが大好きで、製菓専門学校を経て、19歳から神戸の有名洋菓子店で9年間修業。その後フランスに渡りフランス菓子の基礎を学びます。帰国してからは東京のレストランでシェフパティシエールを務めますが、そこで出会ったのが、故郷・和歌山のフルーツでした。その品質の良さに驚いた谷本さんは、ある決心をします。それが、紀の川に戻ってお店を開くことでした。
さて、開店と同時にお客さんが続々とやってくる人気店『KII』ですが、谷本さんは新たな依頼を受け、新作のお菓子を考案中でした…
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◇ナレーション
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◇おしらせ
※この番組は2024年11月9日に放送されたものです。 この番組は、ABCテレビの『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。