グッと！地球便🈖

今回の配達先は、鹿児島県の屋久島。「おさかなマイスターアドバイザー」として奮闘する川東繭右さん（当時46）へ、東京で暮らす母・ヤス子さんの想いを届ける。

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「おさかなマイスターアドバイザー」とは、魚をおいしく食べることを広めるスペシャリストのこと。その資格を持つ繭右さんは、屋久島で魚食を広めるさまざまな活動を行っている。屋久島で暮らしていた妹の出産を手伝うため、島へ渡ることに。すっかり環境が気に入り、少し手伝うだけのつもりが気づけば11年が経っていた。今では豊富な魚の知識が買われ、小学校で魚についての特別授業も任されている。
昨年には魚食普及活動の功績が認められ、地域では女性初となる指導漁業士に認定された。繭右さんにとって自然な流れだったものの、昨年父が他界し、母は脳梗塞で倒れながらも今は１人東京で暮らしている。そんな母からの届け物は、家族全員の好物だった母手作りのあさりの一夜干しとあさりのフライ。「脳梗塞になって手があまり動かないから、すごく大変な作業だったと思う。なのにこんなにたくさん…」と涙があふれる。

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