山村美紗サスペンス 赤い霊柩車1 京都豪邸密室殺人の謎

ドラマ

山村美紗サスペンス 赤い霊柩車1🈞

山村美紗原作の京都を舞台にした本格推理ドラマ。今回は、大学教授夫人殺人事件をめぐって、アリバイの時間のなぞ、密室殺人のなぞを、うら若い葬儀社女社長が追及する。

11月7日 木曜 12:30 -14:25 TVh1

石原明子(片平なぎさ)は急死した父の家業の葬儀社を継いだ女社長。そのため無理に別れてきた東京の恋人、医者の黒沢春彦(美木良介)をまだ忘れかねて家業に身が入らない。 ある日、京北大学の小笠原教授(大出俊)宅から、夫人が急死したからと依頼があった。
駆けつけると、夫人は2 、3 日前から流感にかかり、家族への感染をおそれて離れ座敷にひとりで寝て、お手伝いの涼子(比企理恵)が世話をしていた、それが、小笠原が講義を終えて午前11時頃帰宅、夫人がまだ起きていないので離れに行ってみると、座敷はなぜか内側から鍵がかかっている。ガラス戸を破って入ったらすでに夫人は冷たくなっていた。とんできた主治医の診断では急性心不全という。
明子は布団の中の遺体がタートルセーターを着ているのが不審に思えた。通夜のため和服に着せかえる時、首筋にだけうっすら死斑らしいものが見えるのも気になった。使っていた石油ストーブの警報装置の状態から、死亡推定時刻は午前9 時から小笠原が発見した11時まで。しかも密室だ。動き出した狩矢警部(若林豪)とともに、明子も、明子に会いに来た春彦の協力で、アリバイと密室の二つのなぞ解きに挑戦する。