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鬼平犯科帳
ドラマ
時代劇・鬼平犯科帳 殺しの波紋🈞
池波正太郎原作大人気時代劇シリーズ。江戸後期、火付盗賊改方長官として悪人達から“鬼平”の名で恐れられた長谷川平蔵を中村吉右衛門が熱演。江戸の悪は鬼平が許さない!
11月5日 火曜 12:30 -13:30 テレビ愛知1
盗賊の犬神の竹松(河原さぶ)は、盗んだ金の分け前をめぐって仲間と大川の小舟の上で争い、刺し殺した。竹松はその時、別の小舟の上で火付盗賊改方の与力富田達五郎(萩原流行)が二人の男を斬るのを目撃した。かつて、富田に弟を斬られている竹松は、富田への復讐を考えた。富田のところに竹松からの「殺しを見た。百両出せ」という内容の脅迫状が届いた。
与力部屋で、血走った目で手紙を読んでいる富田のところに長谷川平蔵(中村吉右衛門)が来るが、富田は気がつかない。平蔵は、富田ほどの使い手が我を忘れる手紙とはどんな……と思案し、富田に疑念を持った。鋭い勘である。 富田は一人娘幸(藤井真理)の婿養子が決まったばかりだった。平蔵は密偵の小房の粂八(蟹江敬三)に、富田に手紙を届けた者を内密に探るように頼んだ。
相模の彦十(江戸家猫八)とおまさ(梶芽衣子)には、富田をつけるよう指示した。――ふとした何かの拍子に起こした小さな罪で、それを隠そうと次々に悪事を重ねてしまう男の末路を描く。好漢・萩原流行が心理的な苦悩を巧みに演じて胸をうつ好演。