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知っトク 医療のつぼ
ドキュメンタリー/教養
知っトク 医療のつぼ「歩くと脚がしびれる… 原因は?」🈞
腰部脊柱管狭さく症は、背骨の中を通っている神経が圧迫されて、腰の痛みや脚のしびれなどの症状が出る病気。番組では、腰部脊柱管狭さく症の原因や治療法を解説する。
11月5日 火曜 11:15 -11:25 ABS秋田放送1
腰部脊柱管狭さく症は、背骨の中を通っている神経が圧迫されて、腰の痛みや脚のしびれなどの症状が出る病気。歩いていると徐々に脚のしびれが強くなり、歩けなくなることもある。休むと少しずつ痛みやしびれがなくなり、再び歩くことができるようになる。歩行と休息を繰り返す、間欠跛行(かんけつはこう)と呼ばれる症状が、腰部脊柱管狭さく症の特徴的な症状だ。
背骨や背骨周辺の組織の変形など、腰部脊柱管狭さく症の原因はさまざまで、50歳代以降の人が発症することが多い。一度に長い距離を歩くことが難しくなるほか、症状が悪化すると、残尿感などの排尿障害、肛門周辺のほてりなどの症状が現れることもある。
腰部脊柱管狭さく症と診断された場合、医療機関では症状の改善や緩和を目指す治療を行う。コルセットの装着により、姿勢を安定させるほか、消炎鎮痛剤によって痛みやしびれの軽減をこころみる。症状が重い場合は手術を検討することもある。
番組では、秋田市にある今村記念クリニックの田村康樹院長が、腰部脊柱管狭さく症の症状や原因、治療法を解説する。