ドキュメンタリー/教養

窮地のヒトラー:進撃の連合軍 5「レジスタンス戦士vs独軍精鋭部隊」🈑

独軍占領下のフランス、ヴェルコール山地へ独軍の空挺部隊と山岳部隊が攻め込む。山地で活動するレジスタンス戦士は、連合軍の援護を得られないまま決死の防戦を試みる。

10月30日 水曜 21:00 -22:00 ナショジオ

1944年6月6日のD-Day以降、ノルマンディーの海岸に上陸した連合軍は続々とヨーロッパ各地へ進攻していた。しかし海岸堡は確保したものの、占領下のヨーロッパの海軍基地、城塞、要塞都市などの軍事拠点は、依然としてドイツ軍が強固な掌握を続けていた。これらはナチスの支配を打ち破り、占領されたヨーロッパを解放するために、敗北の瀬戸際で繰り広げられた連合軍による命懸けの戦いの物語である。
1944年7月、独軍占領下のフランス南東部に広がるヴェルコール山地へ、独軍が全方位から攻め込む。山地で活動するレジスタンス組織“マキ”を掃討するためだ。活動拠点とされる南部の村には、グライダーで運ばれてきた無数の降下猟兵が降り立った。東端の峠と北部の廃村へは、精鋭の山岳猟兵部隊が送り込まれる。戦闘経験も装備も不十分なレジスタンス戦士は、連合軍の援護を得られないまま、決死の防戦を試みる。