劇場/公演

オグリ!〜小栗判官物語より〜(’09年花組 東京特別・千秋楽)◆壮一帆

出演:壮一帆野々すみ花 中世に生まれた説経節の中で最も雄大なスケールを持つ「をぐり」を舞台化した物語。※前後解説付。コメントゲスト:壮一帆

10月28日 月曜 22:00 -1:00 時代劇専門ch

【華麗なる宝塚歌劇の世界〜Season6〜】 京都二条の大納言(悠真倫)は、鞍馬の毘沙門天に祈願して男児を授かる。“鞍馬の申し子”として賢く強く成長した小栗(壮)だが、妻をめとったもののどんな女性も気に入らず、ことごとく追い返してしまう。その後、大蛇の化身の美女(花野じゅりあ)と契った罪により、常陸へと流される小栗だが、流人の身とはいえ、常陸の侍達は我らが大将小栗判官とこぞって仕えた。
その小栗の許へ、高麗や唐まで股にかけるという触れ込みの商人、後藤左衛門(華形ひかる)が現れ、大輪の蓮のように美しい、相模の国の郡代である横山氏の娘の照手姫(野々)との仲人を請け負う。二人は結ばれるが、小栗の勝手な婿入りを知った姫の父親の横山氏は激怒し、小栗を討とうと策を巡らせる。