フィールドワークと民族誌

趣味/教育

フィールドワークと民族誌 第3回

「同一性の政治を超えて:過剰なる他者とどのようにつき合うか?」

10月21日 月曜 22:30 -23:15 放送大学テレビ

これまでのフィールドワークと民族誌の実践が陥ってしまっていた「本質主義」から脱出し、その実践を再生させるためには、どうすればよいのだろうか。この講義では、本質主義が近代に特有な支配と管理の政治装置である「同一性の政治」に基礎づけられていることを明らかにし、それとは異なる他者とのつき合い方を考案してゆくことが、フィールドワークと民族誌に求められていることを示す。

  • キーワード

    近代人類学、本質主義、オリエンタリズム、同一性の政治、単一栽培の思考

  • 出演者

    放送大学教授 大村 敬一