知られざるガリバー

電解技術から生まれるニッチな製品　ダップ樹脂・特殊合成ゴム　医療分野でも　世界トップシェアを誇る　大阪ソーダ

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今回のガリバーは１９１５年に創業し、日本で初めて電解法かせいソーダ製造法を確立した「大阪ソーダ」。　かせいソーダは「産業のコメ」ともいわれ、化学をはじめ、紙・パルプ、電子材料、鉄鋼、繊維などあらゆる産業で使用される製品です。　現在では「かせいソーダ」の製造過程で生まれる素材を有効利用して、開発されたグローバルニッチトップの製品の数々を手掛けています。
従業員はおよそ１０００人、年商は９４５億円。　国内に１０カ所の拠点、国内外に１５のグループ会社を持つガリバー企業です。　社名の由来にもなっている「かせいソーダ」は紙・パルプの漂白に用いられています。　現在の主力商品はニッチな領域で世界トップシェアを誇る「ダップ樹脂」で、牛乳パックなどの製品を作る際に必要な「ＵＶインキ」の加工剤に用いられる素材です。　
そして、大阪ソーダが誇るもう一つのニッチ製品が「特殊合成ゴム」。　高い強度が自動車の耐久性や、安全性をあげることになり、自動車の進化を支えています。　これらの製造工程ではどちらも「かせいソーダ」を使用しているのです。　私達の生活を支える大阪ソーダの化学製品。　その技術の真髄に迫ります。　

• 出演者

  ナレーター　渡辺真理　リポーター　氏師みなみ

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