総理と呼ばないで

ドラマ

総理と呼ばないで #10「総辞職」

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

10月8日 火曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

総理(田村正和)は、暴力団との黒い癒着問題で、証人喚問されることになった。党の存亡にも関わり、党長老らは、すべて補佐官(小林勝也)の責任にし、シラを切れと総理に圧力をかけていた。事務引継ぎのため、官邸を訪ねてきた前官房長官の青年(筒井道隆)は、総理証人喚問で話題が持ち切りのメイド(鶴田真由)らにも、あいさつに。徹底的にシラを切る筋書きで証人喚問のリハーサルが行われる。
仕種、表情、演出を考える首席秘書官だが、補佐官ひとりのせいにすることに良心が痛んでいる様子。お嬢さん(佐藤藍子)、夫人(鈴木保奈美)は、総理が総理を辞めてもかまわないという。どうすべきか。総理は本当に補佐官の“黒い癒着”を知らなかった。迷いに迷う総理に、副総理(藤村俊二)は「本当に守るべきものは何かを考えたらいかが」と進言。
ある決意を固めた総理は証言台で「すべて私に責任が……」と証言し始めた。その胸中は―――。