京都知新

ドキュメンタリー/教養

京都知新【「花政」 藤田修作】

河原町三条に店を構える「花政(はなまさ)」江戸末期・文久元年1861年創業の五代店主・藤田修作さんが初の個展を開催。“心のまま”を謳う、その美意識に迫ります。

10月6日 日曜 6:15 -6:30 MBS毎日放送

京都知新【「花政」 藤田修作】

日本中、世界中から客人を迎える京都。 旧家の座敷、料亭の床の間、アンティークショップのウィンドウ、美術館のエントランス…京の街のさまざまな場を彩る「花」。 「花」にそっと託されているのは、おもてなしの心です。 朝早くから車や自転車いっぱいに花を積み、京都の街を駆け回る花屋があります。 その五代店主が今回の主人公。江戸末期・文久元年1861年創業の五代店主「花政」藤田修作さんです。  
河原町三条に店を構える「花政(はなまさ)」。 粋でモダンでありながら、主張しすぎないのが「花政の仕事」。楚々とした和の花々、季節の山野草を多く取り扱う、その分野の草分けとして知られているお店です。 この秋、花屋人生50年の集大成ともいえる初の個展を開催することになった藤田さん。  
展覧会のタイトルは『花を花と見て花と見ず』。 芸術家や文化人との交流の中で感性を磨き、花を見る人・花で迎える人に思いを馳せ、“心のまま“を謳う、藤田さんの美意識に迫ります。