栄光の名馬たち

スポーツ

栄光の名馬たち(デアリングタクト) #415🈑

「デアリングタクト」

10月6日 日曜 21:00 -22:00 グリーンチャンネル

主な勝ち鞍:桜花賞(2020年)、オークス(2020年)、秋華賞(2020年)他 通算成績13戦5勝(海外含む) 父:エピファネイア 母:デアリングバード 2019年11月に京都競馬場の2歳新馬戦を勝利。翌2020年エルフィンSでは2着に4馬身差をつけ圧勝。牝馬クラシック有力馬に踊り出ます。
続く桜花賞では、重馬場かつハイペースで各馬が伸びあぐねる中、ただ一頭12番手から伸び続け2着を1馬身半突き放し無敗でG1初制覇。オークスでは直線で進路を失う中、残り200mで馬群を割って抜け出し二冠達成。そして迎えた秋華賞。3コーナーから徐々に進出し、残り150mで先頭に立つとそのまま17頭を従えてゴール。“無敗での牝馬三冠達成”は日本競馬史上初の大偉業でした。
そして2020年度JRA賞最優秀3歳牝馬に選出されました。その後も一線級を相手に好走を続けましたが、2023年10月12日付で競走馬登録を抹消。引退後は北海道新ひだか町の岡田スタッドで繁殖馬となり、本馬のような“誰も見たことのない夢”を叶える産駒の登場が期待されています。