京都浪漫 悠久の物語

ドキュメンタリー/教養

🈑京都浪漫 悠久の物語【仏師と国宝阿弥陀如来像〜仁和寺・清凉寺・法界寺】

今回は、仏師の三浦耀山(みうらようざん)さんと共に、京都に遺された国宝の阿弥陀如来像を訪ね歩く。仁和寺、清凉寺、法界寺、悠久の時を超えて光り輝く仏像と出会う。

9月30日 月曜 20:00 -20:58 BS11イレブン

🈑京都浪漫 悠久の物語【仏師と国宝阿弥陀如来像〜仁和寺・清凉寺・法界寺】

第130回(初回放送 2024年9月11日) 今回は、仏師の三浦耀山(みうらようざん)さんと共に、京都に遺された国宝の阿弥陀如来像を訪ね歩き、その魅力を伝える。まず最初に訪れるのは、門跡寺院として格式の高い世界遺産・仁和寺。霊宝館に安置されている国宝・阿弥陀如来像は、仁和寺が創建された時に本尊として祀られていたもの。1135年間大切に護られてきた貴重な仏像の見どころを仏師が解説する。
また国宝の金堂や観音堂も訪ね、皇室ゆかりの寺ならではの厳かな堂内を紹介する。続いて訪れるのは、嵯峨天皇の皇子・源融の山荘跡に建つ清凉寺。こちらの国宝・阿弥陀三尊像は、光源氏のモデルとも言われる源融を彷彿とさせる美しさで嵯峨光仏とも称される。さらに本堂に祀られている釈迦如来立像に秘められた千年の物語にも触れ、清凉寺建立の歴史秘話を紐解く。
最後に訪ねるのは、伏見区にある法界寺。境内に建つ阿弥陀堂は、平安時代から鎌倉時代にかけて建てられた阿弥陀堂建築を今に伝える貴重な建物で、国宝に指定されている。堂内には国宝・阿弥陀如来坐像が安置されており、想像以上の大きさに圧倒される。三浦さんも自分が目指す仏像の一つだと目を輝かす。悠久の時を超えて光り輝く仏像と出会い、それをそれを彫った仏師と守り伝えてきた多くの人々の思いに触れる。
千年の都・京都。そこには国宝や重要文化財、祭りなどの歳時、伝統工芸など、寺社仏閣を中心とした歴史と、生活の中に溶け込んだ永遠の遺産が受け継がれています。 さらに京都には、四季折々に自然が織りなす美しさや、思いがけない発見もあります。 悠久の歴史ロマンを紐解きながら、京都の魅力を再発見します。

  • 出演者

    【語り】島本須美 【ナレーター】鹿瀬ハジメ 【解説】三浦耀山(仏師)

  • 制作

    【製作著作】KBS京都/BS11

  • おしらせ

    BS11公式WEBサイトでは、みなさまからのメッセージを受け付け、公開しております。番組への率直なご意見やご感想など、どしどしお寄せください。 http://www.bs11.jp/education/kyoutoroman-yuukyuu/