劇場/公演

歌舞伎◆雛助狂乱・五條橋 ▼尾上菊五郎・中村富十郎、中村鷹之資

二世嵐雛助が初演して評判となった『雛助狂乱』と、美少年が猛者の弁慶を見事にしとめる『五條橋』。(平成18年11月・歌舞伎座)
2006年 29分

9月25日 水曜 16:00 -16:30 衛星劇場

◆特選歌舞伎◆ 『雛助狂乱』 上方の花形役者・二世嵐雛助が初演して評判となった作品で、歌舞伎座では初めて上演された。菊五郎扮する秋田城之助が、悪人を見顕すために偽の狂乱になるという設定。扇を持って舞ううち打って掛る捕手たちを打ちまかす立ち廻りが眼目。
『五條橋』 京の五條の橋近く。近ごろ京でうわさの武芸に秀でた美少年が、武蔵坊弁慶の前に現れる。猛者の弁慶を見事にしとめたこの美少年の名は牛若丸。以後二人は固い主従の絆で結ばれる。富十郎が子息鷹之資を相手に名場面を舞で見せる。