ドキュメンタリー/教養

第33回FNSドキュメンタリー大賞<ひとごと(福島テレビ制作)>

原発事故で避難を余儀なくされた福島県浪江町の「大堀相馬焼」の窯元たち。それぞれが再建の道を探る中で限定的な避難指示解除が窯元たちの帰還への葛藤を複雑にしている。

9月23日 月曜 1:00 -1:55 長野放送

江戸時代から300年以上の歴史を誇る国の伝統的工芸品「大堀相馬焼」。伝統と文化を受け継いできた産地・福島県浪江町大堀地区は東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難指示が出され、約20の窯元は県の内外に避難を余儀なくされた。窯元たちはそれぞれの場所で再建の道を探る中、原発事故から12年後に大堀地区は窯元の敷地に限り避難指示が解除された。
避難先で新たな工房を構えた窯元たちは大堀地区に戻るかどうか複雑な思いを抱えていた。産地を離れた伝統は「大堀相馬焼」と呼べるのだろうかー。いわき市に避難した一人の窯元は大堀地区に戻ることを決断する。

  • 出演者

    近藤 学(大堀相馬焼 陶吉郎窯)  半谷 秀辰(大堀相馬焼 休閑窯)  山田 慎一(大堀相馬焼 錨屋窯)  山田 汰一(大堀相馬焼 錨屋窯)  近藤 賢(大堀相馬焼 陶吉郎窯)  永田 卓也(環境省)  陶正徳(大堀相馬焼 陶徳窯)  吉田 栄光(浪江町長)  高橋 依里(研修生)  長橋 明孝(大堀相馬焼 元・明月窯)

  • スタッフ

    撮影:貝沼大輔 徳江憲司 渡邉哲  猪狩敦   音声:熊谷和浩 高橋玲   MA:新國伸太郎   CG:物江芹香 佐藤彩佳   編集:貝沼大輔   ディレクター・構成:阿部加奈子   プロデューサー:木谷真也 制作・著作:福テレ