ドキュメンタリー/教養

日本のチカラ🈑

涼太と親父の海日記 〜気仙沼発!若きカキ漁師〜

9月23日 月曜 9:30 -10:00 TOKYO MX1

『まだ100点だと思っていないんで、もっともっと上を目指していきたい…』 若き漁師は、誰が食べても一番だと言ってもらえるカキをつくるため、謙虚に闘志を燃やしています。
宮城県気仙沼市の離島・大島で、代々続くカキ漁師の家で育った小松涼太さん(24)。小さいころから父・博文さんの船に乗り『間違いなくこの仕事をやりたいと思っていた』と迷いなく漁師の道へ。親子二人三脚で挑むのは、幻のカキとも呼ばれる“日干しガキ”の養殖。
かつて気仙沼市地域で盛んに行われていたその方法は、手間や時間がかかることから廃れていき、残すところ涼太さんの家だけに。しかし、その味は折り紙付き!地元の旅館や飲食店に涼太さん自ら持ち込んだ日干しガキは、その大きさや身の締まり、ミルキーなうま味で、お客さんたちから大絶賛。全国に日干しガキを広めようと日々奮闘する親子の姿を描きます。
 海の仕事の息抜きは、共通の趣味でもあるロックンロール。ドラムとギターが奏でるセッションの腕前は…? 音楽が親子の心をつないでくれます。  そしてもう一つ、涼太さんを支えるのは、去年結婚したばかりの妻・ゆりかさん。『涼太さんは先生』と話すゆりかさんは船舶免許を取得し、涼太さんのそばでともに作業に励みます。二人が出会ったバレーボールチームの練習では、海の上とは違った穏やかな雰囲気も。
いつか父に追いつき、追い越し、誰もが認めるカキ漁師になることが涼太さんの目標。きょうも涼太さんは、気仙沼で船を走らせます。

  • 出演者

    【出演】 小松涼太、博文(父)、ゆりか(妻) 【ナレーション】 大久保 悠(東北放送アナウンサー)