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新ふるさと人と人 復興を願う能登セレクション【能登上布が奏でる伝統の音】🈞

新ふるさと人と人 復興を願う能登セレクション【能登上布が奏でる伝統の音】2018年放送

9月21日 土曜 2:07 -2:22 石川テレビ1

明治24年創業、石川県羽咋市の山崎麻織物工房では、今では珍しくなった機織りの音が響いている。織っているのは能登上布。上布とは上等な麻織物のことで、能登上布の軽さと涼やかな風合いは“セミの羽根のよう”と言われ、麻の芸術品とされている。中能登地域の邑知潟周辺は上質な麻の産地であったことから、昭和初期には織元の数は140軒を超え、麻織物の全国一の生産量を誇っていた。
しかし時代の流れとともに着物離れが進み、昭和の終わりに織元は山崎麻織物工房1軒となった。能登上布の特徴、伝統の絣模様を受け継ぐ職人技にせまる。(初回放送 2018年8月)