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ドラマ

ドラマコレクション「遠山の金さん(杉良太郎)」「水戸黄門」

遠山の金さん#78「怨念の刃がとんだ」
水戸黄門 第十四部#32
「灘の庄助なぜ酔っぱらう・灘」

9月17日 火曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

人呼んで江戸っ子金さん。遊び人風のブラブラで町人と親しく接する侠気肌。 誰からも愛される人懐っこい人柄だが、実はその名も高い北町奉行遠山左衛門尉の隠れた姿であった。
山陽路に入った黄門さま(西村晃)一行は、音に聞こえた酒どころ、灘へ入った。ところが、この地の酒は銘酒とは名ばかりで、なんともひどい味だ。だが、そのまずい酒を浴びるように呑む奴がいた。庄助(三木のり平)というこの男、元はといえば酒屋の主人で、“雪の鶴”といういい酒を造っていたのだが、今は酒造りをやめて専ら呑むだけ。娘のお菊(山本みどり)や若い杜氏の房吉(森次晃嗣)の心配をよそに、酒びたりの毎日だ。
主人を酒に獲られたこの店は、同業の富田屋(加藤和夫)が造る“富光”の名でしか酒を出せなくなってしまった。イヤ、庄助ばかりではなく、他の造り酒屋も銘柄を“富光”に統一され、総てが富田屋の下請になってしまったのだ。おかげで、利権を一手に握った富田屋は、代官・黒沢平太夫(早川雄三)と組んで、やりたい放題。が、丁度黄門さま一行が滞在中に、この富田屋があわてるような事が起った。