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ドラマ

火の女神 ジョンイ#35🈔

第35話

9月12日 木曜 16:13 -17:10 テレビ長崎1

うまく仁嬪に取り入ったジョンは、テドの協力もあり信城君の薬の器を作るよう命じられる。そこでガンチョン親子を陥れるためのある計画を思いつく。片や、地方視察から戻った光海君は、ジョンが仁嬪に沙器匠にしてほしいと頼み込んだと知り、驚く。同じ頃、ケンゾウは朝鮮から持ち帰った陶磁器を豊臣秀吉に献上。秀吉は、最上品である白磁や青磁には興味を示さず、ジョンが作った器を気に入る。
そしてケンゾウに陶工(ジョン)を捕えてくるよう命じるのだった。ある日、死んだはずのマプンが主であるガンチョンの元に戻ってくる。
16世紀後半、朝鮮第14代王・宣祖の時代。沙器匠(サギジャン)のイ・ガンチョンとユ・ウルダムは王命を受け、陶磁器製造所・分院(プノン)の最高官職・郎庁(ナンチョン)の座をめぐって勝負をする。宣祖は2人が作った茶器を気に入るが、仁嬪(インビン)キム氏とガンチョンの計略に陥ったウルダムは、無実の罪で分院から追放される。
同じ頃、沙器匠の助役ヨノクは分院の窯の中で女児を出産。師匠のウルダムに娘を託し、この世を去ってしまう。ウルダムにジョンと名づけられた赤ん坊は、やがて陶芸よりも狩りや弓に夢中のおてんばな少女に成長する。ある日、ジョンは山の中で光海君と運命的な出会いを果たし、今まで感じたことのない胸の高鳴りをおぼえるのだった。そんな中、ウルダムは分院に戻る機会を得るが、ガンチョンが送り込んだ刺客に暗殺されてしまう。
突然父を亡くして傷ついたジョンは、ウルダムを侮辱するガンチョンの言葉を偶然耳にし、沙器匠となって父の無念を晴らそうと決意する。それから5年後――。朝鮮一の沙器匠となるため、男装してテピョンと名を変えたジョンは、ひょんなことから光海君と再びめぐり合うが…。