鬼平犯科帳 第8シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第8シリーズ 1話「瓶割り小僧」🈟
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第8シリーズをお届け!
3月17日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
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密偵のおまさ(梶芽衣子)が牛松(佐藤蛾次郎)という顔なじみの盗人と会った。
石川の五兵衛(上杉祥三)という頭の下で、江戸の周辺で押し込み専門の急ぎ働きをしているという。
平蔵(中村吉右衛門)は、五兵衛が江戸に来ている、と直感した。
ある日、浅草で喧嘩があり、男の死体を見たおまさが牛松に間違いないと言った。
五兵衛は頭巾をかぶった旅の絵師に変装して牛松を待っていたが、なかなか来ないため、千蔵(梅津栄)という、盗人のために人を集める口合い人を訪ねた。
来月、高崎で押し込み強盗をするため千蔵に依頼してあり、その返事を聞くのが牛松の役目だった。
千蔵は、牛松に何かあったと思い、高崎での押し込みを中止するよう五兵衛に言う。
五兵衛も、見張りが増やされたため逃げ出そうとしていた所を、おまさや忠吾(尾美としのり)らの働きで捕らえられた。
ところが、調べにはのらりくらりと応答するばかりで、盗人との証拠は出なかった。
報告を受けた平蔵が、五兵衛の顔をひそかに見る…見覚えがあるような気がした。
その時、平蔵にお茶を持って来た牢番がよろけて茶碗を割った。
とたんに平蔵は五兵衛のことを鮮明に思い出した。
二十年前に芝の瀬戸物屋で嫌がらせをし、水瓶を割った悪童だった。
昔を思い出させようと、平蔵は町の悪童を集める…。