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ドラマ

懐ドラ「家政婦は見た!」 #5

「本物家族VS出前家族の争い」▽市原悦子・主演(全11話/1997年)

5月2日 木曜 19:00 -19:55 tvk1

秋子(市原悦子)がキヌヨ(野村昭子)から紹介された仕事先は、木曽仲三(名古屋章)という大資産家の家、どんな豪邸にすんでいるのかと興味津々で出掛けたところ、かなりのボロ家で、部屋の中は散らかり放題、主人の仲三は一人暮らしで、爺むさい格好をしている。
しかも金にうるさく、人使いが荒いときているので、秋子はおもしろくない、使いにいった先の酒屋の話では、近所でも評判のケチで、何人かいる子供たちもほとんど寄り付かないという、ところが、買物から帰ってみると、外に車が停まっていて、家の中からは、楽しげな笑い声が聞こえてくる。
部屋にいたのは、仲三の長男・拓也(佐戸井けん太)と妻の玲子(松岡由美)、そして孫の雄太(北尾亘)の三人で、見違えるように身ぎれいになった仲三を囲んで、談笑している、それは、絵に描いたような幸せな家族で、酒屋の話とはまるで違うではないか、秋子は狐につままれる思いだった。