ドラマ

破門(疫病神シリーズ) #5〜8(全8話)

黒川博行氏の“疫病神シリーズ”の最高到達点となった第151回直木賞受賞作『破門』とシリーズ第1作目『疫病神』を、北村一輝濱田岳ダブル主演で連続ドラマ化!(全8話)

7月2日 火曜 2:45 -7:00 WOWOWプラス

2015年 日本 原作:黒川博行 『破門』(角川書店)/『疫病神』(角川文庫・新潮文庫) 監督:木村ひさし森淳一藤澤浩和 出演:出演:北村一輝濱田岳山下リオ牧田哲也鶴見辰吾 ほか
第5話:白耀会の邪魔で小畠の拉致計画は失敗。舟越建設から直接金を請求しようと決めた桑原と二宮は、FKエステート常務取締役開発部長の坂本を申請書類で脅迫し、真相を聞き出すことに成功する。事の発端は天瀬の大地主・加見山総一郎の死去。彼の保有していた約6万坪の加見沢谷を買い取った舟越建設は、そこに最終処分場を建設するビッグプロジェクトを計画。その搬入道路として、小畠から三沢谷を奪う必要があったのだった。
第6話:小清水が映画『フリーズムーン』の製作費を持って逃亡した。二宮は、桑原と共に小清水の行方を探し始める。小清水の自宅を訪ねると、同じく映画に出資をしたらしい滝沢組の久保恭介、磯辺淳二の姿もあった。セツオの調べで、小清水が養成学校TASの雇われ校長をやっていたことを知った二人は、TASの理事長である金本総業・金本賢治のもとを訪れる。金本を脅迫し、小清水の恋人・玲美の存在を聞き出した二人は……。
第7話:滝沢組とのトラブルで、重傷を負った桑原。一命は取り留めたが、滝沢組組長・滝沢五朗が桑原の処分を求めてきた。滝沢組は二蝶会の本家筋。喧嘩を売っていい相手ではなかったのだ。処分を免れるには、滝沢組が小清水に融資した1億5000万円分の手形を決済しなければならない。桑原と二宮は、小清水と恋人の逃亡先である東京に向かう。そこで2人は、今回の事件のバックに滝沢の補佐役・初見裕之がいることを教えられる……。
第8話:滝沢は、二蝶会の組長・森山毅と話し合った結果、今回の騒動の処分として、桑原の破門は免れないという。二宮から処分について聞かされた桑原は、亥誠組の本部長・布施洋佑のもとへ。布施の立場を利用し、750万円で滝沢の要求を抑えてほしいと交渉を持ちかける。一方、小清水は、自分を消そうとする滝沢組の手を逃れ、行方をくらませる。中川の調査により、小清水が恋人の本籍地である愛媛県・今治にいることを突き止める。