ドラマ

破門(疫病神シリーズ) #1〜4(全8話)

黒川博行氏の“疫病神シリーズ”の最高到達点となった第151回直木賞受賞作『破門』とシリーズ第1作目『疫病神』を、北村一輝濱田岳ダブル主演で連続ドラマ化!(全8話)

7月1日 月曜 22:30 -2:45 WOWOWプラス

2015年 日本 原作:黒川博行 『破門』(角川書店)/『疫病神』(角川文庫・新潮文庫) 監督:木村ひさし森淳一藤澤浩和 出演:出演:北村一輝濱田岳山下リオ牧田哲也鶴見辰吾 ほか
第1話:建設コンサルタント・二宮啓之。建設現場に妨害をしにくるヤクザを、別のヤクザを使って抑える「サバキ」の仲介を担う彼が、小畠総業の社長からの依頼で、産業廃棄物処分場をめぐるトラブルに巻き込まれた。なりゆきで二蝶会のヤクザ・桑原保彦とコンビを組むことになる。全くと言っていいほど、噛み合わない2人。二宮は、桑原を「疫病神」と感じ、さけるようになるが、再びトラブルに巻き込まれ、桑原の助けを請うことに。
第2話:桑原の助けで一命をとりとめた二宮。二宮を襲った野球帽の男には、以前、水利組合の組合長・橋本を尾行した時に遭遇したことがある。小畠の処分場建設を邪魔している人物が野球帽の男のバックにいると推測した2人は、男の肩に入っていた蜥蜴の刺青を手がかりに、男が陵南組の三好茂夫であることを聞き出す。2人は三好の住居に侵入し、隠し撮りした橋本の写真を発見。三好も橋本を調べていたのだ。写真を手にした2人は……。
第3話:水利組合の同意書を手に入れた桑原と二宮は、小畠総業の入口で本蔵環境開発常務・水谷と宮本に遭遇する。水谷は、小畠が処分場建設の権利を本蔵環境開発に譲ったので、同意書を100万円で渡してほしいと請求するが……。2人は電話に出ない小畠に会うため、行政書士の事務所で待ち伏せる。夜、二宮は事務所の窓ガラスに怪しげな光がチラつくのを発見。中からバッグを抱えて現れたのは陵南組の三好のツレ、川路勝弘だった。
第4話:謎の男達のもとから自力で脱出した二宮は、桑原と再会。自分を尾行していた男達の後を追ったところ、彼らが本蔵環境開発のビルへ入るのを目撃する。ビル脇には、以前、二宮が稲田解体工業に依頼された古川橋の現場を邪魔してきた原田勇の車があった。訝しみながらセツオのアパートへ向かった2人を、水谷と宮本が待ち伏せていた。水利組合の同意書を1000万円で譲るよう要求する水谷。桑原が拒否すると……。