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🈑<時代劇>鬼平犯科帳  第5シリーズ 第2話「怨恨」

いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第5シリーズをお届け。

7月1日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

🈑<時代劇>鬼平犯科帳  第5シリーズ 第2話「怨恨」

3年前の捕物で、同心の木村忠吾(尾美としのり)の腕に傷を負わせて逃げた盗賊がいた。彼の名は磯部の万吉(速水亮)。万吉がまた江戸に姿を見せたという情報が長谷川平蔵(中村吉右衛門)のもとに入る。平蔵は、忠吾に探索を命じる。忠吾は、密偵の五郎蔵(綿引勝彦)とおまさ(梶芽衣子)に、万吉の居所をつきとめるように言う。
万吉は、表向きは茶屋の主人をしながら、新たな盗みの準備を進める一方、腕利きの浪人・杉井鎌之助(清水紘治)を雇って今里の源蔵(長門裕之)という盗賊を殺すよう依頼していた。 五郎蔵は煮売酒屋「信濃屋」の主人喜十(金内喜久夫)を訪ねる。彼は、五郎蔵の盗賊時代の配下であり、今は堅気で家族もいるが、五郎蔵の貴重な「洩らし屋」だった。万吉の話も、喜十のネタだった。
しかし、その日の喜十はいつもと態度が違っていた。二階に源蔵をかくまっていたのだ。源蔵は、道中で病気になり、顔見知りの喜十のやっかいになっていた。そのころ、向かいの旅籠からは万吉の手下友七が源蔵を見張っていた。勘の鋭い源蔵は、外出して尾行されているのに気付き、友七をまいて、逆に旅籠に入り込んで友七の部屋の隣りの押し入れにこもった。
そこへちょうど万吉と杉井が来て、三人の会話から源蔵は自分が狙われていることを聞く。そして深夜、信濃屋から源蔵が上方へ立つことになり…。