ドラマ

🈟🈑エルピス ―希望、あるいは災い― 「第1話、第2話」

長澤まさみ主演!スキャンダルで降板した女子アナと新人ディレクターが、死刑が確定した連続殺人事件の真相を追う!ギャラクシー賞・テレビ部門大賞受賞作

7月1日 月曜 16:00 -18:00 BSフジ・181

「第1話」  大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)は、かつてゴールデンタイムのニュース番組でサブキャスターを務め、人気、実力を兼ね備えた女子アナだったが、週刊誌に路上キスを撮られて番組を降板。現在は、深夜の情報番組『フライデーボンボン』でコーナーMCを担当している。ある日、新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)からある連続殺人事件の犯人とされる死刑囚が、実は冤罪かもしれない、
真相を追うために力を貸してほしいと頭を下げられる。 拓朗によれば、冤罪疑惑はある有力筋から得た情報だという。だがにかには信じられない恵那。そのうえ事件が起きたのは10年近くも前で、犯人とされた男の死刑もすでに確定している。恵那は、すでに風化した事件を掘り起こすことは得策ではないと一蹴するが、それでも拓朗は懲りずに報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)を頼る。
「第2話」  「真犯人は野放しになっている」―、岸本拓朗(眞栄田郷敦)の言葉がまるで何かの合図だったかのように、行方不明になっていた中学2年生の女子生徒が遺体で発見される。かつて世間を騒がせた連続殺人事件と同じ手口で殺害され、遺体発見現場も同じ神奈川県八頭尾山の山中。これは偶然か、それとも―。  当時犯人として逮捕・起訴された、松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を訴えていた拓朗の言葉に、
浅川恵那(長澤まさみ)は、番組で調査報道したいと考えるが、プロデューサーの村井喬一(岡部たかし)に取り合ってもらえるはずもなく、一人で事件を洗い直す事に。そして、当時14歳で、逮捕当日に松本の家で保護されたヘアメークのチェリーこと大山さくら(三浦透子)が書きためた裁判記録をもとに、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると、検察側のある主張に違和感を覚える。 その矢先、
担当弁護士の木村卓(六角精児)を通して面会を申し込んでいた松本死刑囚本人から、恵那宛てに手紙が届く。さらに、思いもよらない人物から1本の電話がかかってきて…。