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ドキュメンタリー/教養
ザ・ドキュメント 僕より先に死なないで〜アスベスト・中皮腫患者の7年〜🈑
アスベストによる希少がん・中皮腫で余命2年と告げられた男性。同じ病気で苦しむ人が全国各地にいた。自分より他の患者のために…走り続けた男性の生き様を追った。
6月29日 土曜 1:25 -2:25 関西テレビ1
かつて“奇跡の鉱物”と呼ばれたアスベスト(石綿)。高い断熱性や耐久性から高度経済成長期には様々な製品に使われた。海外では発がん性などの危険性が指摘されながらも、日本では長い間使用を禁止することなく、多くの人が知らず知らずのうちに吸ってきた。アスベストが原因とされるがんの一種・中皮腫。アスベストを扱う仕事をしていなくても中皮腫を発症する患者が全国各地にいる。希少がんゆえに治療法も少ないままだ。
2016年に中皮腫で余命2年だと告げられた右田孝雄さん。
「なんで自分が…」と悩む中で、同じ中皮腫患者の栗田英司さんと出会った。2人は患者同士で励まし合いたいと、全国を回り交流を続けた。その中には、どこでアスベストを吸ったのかわからない人も大勢いた。
交流を深めていく中で、無情にもやってくる仲間の死。
どうしてこんなに苦しめられないといけないのか。
なんとか生きる希望を持ち続けたいと、国などに訴え続けた。
「僕より先に死なないで、僕は死ぬまで元気だから」こう言い続けた右田さん。明るく元気に笑って過ごす姿は、患者たちの希望だった。そんな右田さんが最期に願うこととは…。
2030年前後に発症のピークを迎えるとも言われる中皮腫。決して他人ごとではない。彼らの生き様を通して今なお続くアスベスト被害の実態に迫る。
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僕より先に死なないで ~アスベスト・中皮腫患者の7年~
かつて“奇跡の鉱物”と呼ばれたアスベスト(石綿)。海外では発がん性などの危険性が指摘されながらも、日本では長い間使用を禁止されることなく、多くの人が知らず知らずのうちに接してきた。 アスベストが原因とされるがんの一種・中皮腫。 アスベストを扱う仕事をしていなくても中皮腫を発症する患者が全国各地にいる。 希少がんゆえに治療法も少ないままだ。 2030年前後に発症のピークを迎えるとも言われている。決して他人ごとではない。 余命2年と告げられた男性が自分より他の患者のために走り続けたその生き様通して、今なお続くアスベスト被害の実態に迫る。
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