名作ドラマ「ありがとう　第2シリーズ」🈞　第30話≪全52話≫

新シリーズは、おもな出演者はそのままで、内容をがらりとかえ、東京は山の手の総合病院十（つなし）病院を舞台に看護婦や医師の人間模様を描くホームドラマだ。

6月24日月曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

石井ふく子プロデューサーは「看護婦といっても白衣の天使ではありません」と前置きして「現代は感謝するにしても“どうも、どうも”ではっきり“ありがとう”とはいいません。人の命を救う医者と看護婦に対する病人の“ありがとう”を通して人の心の結びつきをえがく物語です」と語っている。
きょうは儀介の誕生日。お祝いに病院の従業員にうなぎ料理をごちそうするという。ところが、三人の息子は誰も父の誕生日など思い出さない。孫の太だけがプレゼントを用意していた。院長の誕生日でにぎわっている十病院に十七子の母八十子がおとずれた。八十子は、夏休みになっても、いっこうに帰ってこない十七子を迎えにきたのだが、志津枝がうっかり十七このハンストの一件を話したから大変。
八十子は顔色を変えて、十家にどなり込んだ。