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ドキュメンタリー/教養

知っトク 医療のつぼ「熱中症のリスクと前触れ」🈞

熱中症は、体温の上昇やめまい、頭痛やけいれんなど、さまざまな症状を引き起こす。最悪の場合は命に関わることもあるため、症状が重くなる前に対処することが大切だ。

6月25日 火曜 11:15 -11:25 ABS秋田放送1

知っトク 医療のつぼ「熱中症のリスクと前触れ」🈞

熱中症は、体温の上昇やめまい、頭痛やけいれんなど、さまざまな症状を引き起こす。最悪の場合は命に関わることもあるため、症状が重くなる前に体のサインに気づき、対処することが大切だ。 たとえば、暑くて寝苦しい夜に足がつるという症状は、熱けいれんと呼ばれる熱中症のサインだ。このほか、拭いても拭いても汗が止まらないという時は熱中症の可能性がある。
こうした症状がみられるときは、涼しい場所に移動して水分をとるほか、氷や保冷剤などで首やわきの下、足の付け根などを冷やすとよい。対処をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診するようにする。この時期は誰でも熱中症を発症する可能性があるため、「自分だけは大丈夫」などと思い込まずに日ごろから体の状態をチェックすることが予防につながる。
なお、熱中症は直射日光が当たる屋外だけでなく、屋内でも発症することが多いため注意が必要だ。特に室温と湿度が高い浴室や浴室とつながっている洗面所などは熱中症になるリスクが高い。 番組では、秋田県総合保健事業団の神万里夫医師が、熱中症が疑われる体のサインを中心に紹介する。