あれから10年　これから10年▼File．139　岩手県山田町／遠藤史哉さん

東日本大震災時に十代だった若者を取材、「被災から現在～これからの10年」を伝えます。今回は当時大学1年生だった岩手県山田町の遠藤史哉さんです。

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震災発生時、遠藤史哉さんは大学１年生。北海道に住んでおり、テレビで津波による災害を知った。家族と連絡が取れず、安否不明のままコンビニエンスストアのアルバイトに行かなければならなかった。その時、不安で押しつぶされそうな遠藤さんを支えたのは、店に来るお客さんだった。店内の募金箱に多くの人々が募金をしてくれ、「募金を通して人々の温かさを実感した」と遠藤さんは話す。 現在、遠藤さんは山田町役場の政策企画課

• 出演者

  【ナレーター】桜坂美穂

• 原作・脚本

  で地域おこし協力隊として勤務。外国人観光客が楽しめる町づくりをしようと、町で盛んな「祭り文化」の発信を行う。以前、他県の仕事で山田町の郷土芸能を披露した際、外国人観光客から想像以上の反響があったという。町おこしのテーマを「祭り」にする大きなきっかけになった。様々な仕事の経験を経る中、地元への思いを募らせ続けた遠藤さん。山田町の地域おこし協力隊の募集を偶然見つけ、１０年越しの帰省を決意した。

• 制作

  2024年

• おしらせ

  ＊この番組はＨＤ放送からのアップコンバートです。

• 番組公式サイト