ドキュメンタリー/教養

こころの時代 明恵上人の“夢” 「あるべきようは」を生きる🈑

鎌倉時代の僧、明恵上人(1173〜1232)は自分の見た夢を生涯40年に渡り記録した。「夢記(ゆめのき)」は京都の高山寺に伝わる。夢とともに明恵上人の心を辿る。

5月26日 日曜 5:00 -6:00 NHKEテレ1東京

明恵上人は、法然や親鸞と同じ時代を生き、後鳥羽上皇から賜った高山寺で後半生を過ごした。明恵上人は、夢を仏からのメッセージととらえ、記録し続けた。「夢記」は、一人の人間の信仰と思索の軌跡を追うことのできる稀有な書である。ふるさと紀州で修業し、華厳の教えを深めて、一切衆生の救いを求めた明恵上人が残したのが「あるべきようは」の七文字。夢に導かれた明恵上人の、他の誰とも似ていない「あるべきよう」を伝える。