肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第6話

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

10月21日 月曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

一の義理の妹にあたる千津が盲腸炎になった。大正庵からも見舞いに行くことになったが、あいにく五三子は相合いの用事。三三子は友人の典子との約束があるというので、とみが九子を連れてメロンを持って出かけた。ところがそのとみが血相を変えて帰ってきた。姑の八重が不人情すぎるというのである。思いやりがないどころか、見舞品のメロンを食べてしまったというのである。
そのメロンは九子も食べたというので、一はしつけのために九子を叱り、九子を泣かせてしまった。そのことで、九子に目のない五三子が怒り出した。九子の教育方針をめぐって五三子と一は激しく対立した。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。