鬼平犯科帳

ドラマ

時代劇・鬼平犯科帳 麻布ねずみ坂🈞

池波正太郎原作大人気時代劇シリーズ。江戸後期、火付盗賊改方長官として悪人達から“鬼平”の名で恐れられた長谷川平蔵を中村吉右衛門が熱演。江戸の悪は鬼平が許さない!

10月28日 月曜 12:30 -13:30 テレビ愛知1

時代劇・鬼平犯科帳 麻布ねずみ坂🈞

盗賊たちとの長年の闘いで疲れた長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、評判の指圧師中村宗仙(芦屋雁之助)の治療を受けた。六十歳を越えた坊主頭の大男だが、澄んだ瞳が印象的である。治療費は高く、五十両から百両も取るが、平蔵からは取らなかった。宗仙は麻布の「ねずみ坂」に住んでいた。たまたまその家を見た相模の彦十(江戸家猫八)とおまさ(梶芽衣子)はその質素なことに驚き、「いくら貯めているのか」と思った。
それが火付盗賊改メ方の同心部屋で話題になる。気になった沢田小平次(真田健一郎)は宗仙宅におもむく。金持ちしか相手にしない宗仙には不釣り合いな、剣術使いの浪人石島精之進(中原丈雄)が訪ねて来ていた。調べが進み、石島は大阪の香具師(やし)の元締め白子の菊右衛門(田中弘史)からの使いで江戸へ出向いて来たことも分かった。これはただごとではない。宗仙の家には平蔵の配下が張りついた。