新しき手はベールに包まれて
美島壮一郎とアンヌ・ギルマールの結婚披露宴パーティーに参加した雫とみやび。新郎新婦が料理に合わせて選んだワインには思わぬ仕掛けが。6本のワインを通して、雫は“十二使徒”に秘められたもう一つの意味を悟る。時を同じくして、一青も“神の雫”とは何かを掴みかけていた。そんな中、神咲邸で“第七の使徒”の記述が紐解かれる。『サグラダ・ファミリア』という言葉から、雫は豊多香が「人の力」を表現しようとしているのではないかと考える。そこでみやびは、フランスを中心とする昔からの恵まれた大地で造られたワインではなく、人が持ち込みその努力が実らせた『新世界のワイン』に着目するのはどうかと提案。様々な地域のワインを試す中で、雫はオーストラリアに狙いを定める。一方で一青は、ローランを連れてアメリカのナパ・ヴァレーを訪れていた。
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