劇場/公演
歌舞伎◆花街模様薊色縫 十六夜清心 ▼七代目尾上菊五郎、中村吉右衛門
▼尾上菊之助(現・八代目菊五郎)、七世中村芝翫
河竹黙阿弥作の洗練された江戸世話物(平成9年11月・歌舞伎座)
1997年 90分
7月7日 火曜 16:30 -18:00 衛星劇場
◆特選歌舞伎〜懐かしの名舞台〜◆
鎌倉極楽寺の所化清心(七代目菊五郎)と大磯の扇屋の抱えの遊女十六夜(七世芝翫)は、清心の女犯の罪による寺からの追放と十六夜の妊娠をきっかけに、「この上は死ぬしかない」と稲瀬川で心中を図ります。しかし、十六夜は俳諧師の白蓮(吉右衛門)に救われ、泳ぎの達者な清心もまた生き延びてしまいます。
白蓮による十六夜の身請けと、清心が求女(菊之助 現・八代目菊五郎)と揉み合ううちに殺害してしまった悲劇から思いがけずも悪道へと堕ちていく数奇な運命を描く河竹黙阿弥の代表作のひとつです。全編を彩る清元の名曲とともに、清心が悪人へと変貌を遂げる際の「しかし待てよ…」から始まる名台詞は、本作最大の聞きどころ。


