命追う者たち〜クマ撃ちの老猟師〜
ドキュメンタリー/教養
<FNSドキュメンタリー大賞>命追う者たち〜クマ撃ちの老猟師〜
普段のニュースでは語られることのない、時として猟師が弾に込める矛盾や秘められた覚悟を追い、ニュース報道を見つめる
7月5日 日曜 2:30 -3:30 フジテレビ
福井県内でクマの出没が最も多い勝山市では去年、市街地にクマが出没し、緊急銃猟が3回行われた。最初に実施されたのは、白昼のこども園。親子ぐま2頭が出没し、地元猟友会のメンバーが合計12発を放って、駆除。この時使用した弾数が多すぎるのではと猟師を非難する声があった。その時、何があったのか。真相を探ろうと、緊急銃猟で指揮をとった猟師・上弥吉(76歳)を訪ねた。当時の状況を聞き、弾数では計れない強い
覚悟を知ることとなった。一方、坂井市丸岡町竹田地区には、名人と呼ばれる猟師・竹内作左エ門(78歳)がいる。
竹田地区では、地区を取り囲むように箱罠を設置している。ただ、エサとなる米ぬかを使うと、クマもやってくるという。本来、野生動物を近づけないための箱罠が、引き寄せる要因となっているのではと葛藤を抱えながら作業を続けている。
急増するクマの人身被害に対応しようと国は2年前、クマを保護の対象から
管理へと方針を転換。捕獲の強化に乗り出している。さらに去年、緊急銃猟制度が整備され、猟友会の出動回数も増加。猟師の負担は増すばかりだ。
長らく山で命と向き合ってきた猟師は、クマ出没増加をどう見ているのか。
去年11月から3月にかけての狩猟期間中、二人のベテラン猟師の猟に同行し、日常にカメラを向けた。
時として、猟師が弾に込めている矛盾や秘められた覚悟を追い、ニュース報道を見つめる。
