氷の上で、生きていく -ミラノへの11年-
ドキュメンタリー/教養
<FNSドキュメンタリー大賞>氷の上で生きていく ミラノへ―絶望と奇跡の11年
「俺の人生終わったとこから始まってるから」8歳で歩けなくなった少年がパラアイスホッケー日本代表のエースとして大舞台に立つまで。絶望と奇跡が交錯した11年間の記録
6月30日 火曜 1:50 -2:50 フジテレビ
パラアイスホッケー日本代表・伊藤樹(20)。8歳の時、母・紅子さんが運転する車でアイスホッケーの練習に向かう途中、交通事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を余儀なくされた。
事故の後、樹はつぶやいた。「足じゃなくて手だったらよかったのに」
そんな樹が9歳の時出逢ったのがパラアイスホッケー。「パラリンピックに出場する」という夢ができた。紅子さんも事故で足に大けがをしたが、どんな時でも車の送迎を
欠かさなかった。「怖いけど、やりたいというからやらせたい」樹の夢は紅子さんの夢になった。
中学生になると日本代表合宿にも参加。やがて日本のエースになる。
しかし4年前の北京パラリンピックでは年齢制限で予選大会にさえ出られず、チームも敗れた。
高校卒業後、樹は母の元を離れ、単身アメリカのチームに移籍。異国の地で一人修行する道を選んだのはミラノパラリンピックに挑むためだ。
そしてミラノパラ出場権を
かけたノルウェーでの最終予選。6カ国総当たりで上位2カ国が出場権を獲得できるが、初戦の韓国戦で敗れる。2試合目も終了間際までリードを許し、敗退が頭をよぎった時、ドラマが…。
試合の後、樹はつぶやいた。「ホッケーの神様がまだ俺らに“ホッケーしていい”って言ってくれた」
夢に向かって突き進む青年と家族の11年間の軌跡を描く。

