テレビ寺子屋
ドキュメンタリー/教養
テレビ寺子屋【一人ひとりが大切な「人財」/住田裕子】
AIとの共生が進む中、人間ならではの能力をのばすために大切な事とは?弁護士の住田裕子さんが語る、これからの社会で活躍する「人財」のお話です。
6月27日 土曜 4:52 -5:22 フジテレビ
いま日本では人口減少が進み、日本社会自体が小さくなりつつあります。そんな社会で活躍できる「人財」とはどんな人でしょうか?「じんざい」の「ざい」は「材」ではなく財産の「財」と書きました。これには「一人ひとりが大切な宝物」という私の思いが込められています。人口減少に伴う人手不足の救世主として多くの仕事がAIに置き換わっていくと言われています。AIには過去のデータを記憶し〇か×で判断する能力があります。
それは、人間で言うと「学歴で測定できる能力」に例えられます。ところが、社会に出ると〇か×で判断ができない課題が溢れており、学歴だけではなく様々な能力が必要になります。例えば、商品を開発するときに、社会のニーズを想像し、企画し、そして実行する「職務遂行能力」。円滑なコミュニケーションをとる「対人関係能力」、人をマネジメントし、まとめ上げていく「組織的能力・集団統合力」も人間が持つ素晴らしい能力です。
社会で人間関係を構築するには「人とつながる力」=「共感性」を持つことが大切です。「共感性」とは「同じ立場・目線で相手の悲しみや喜びを感じる心」のことで、身近な存在を通して養うことができます。大人は温かく柔らかな心で子どもたちに接してください。そうすることで「共感性」は必ず伝わります。その積み重ねが素晴らしい「人財」を育み、小さくともキラリと光る素敵な日本社会に続く道であると、私は信じています。

