劇場/公演
歌舞伎◆富樫 ▼坂東八十助(十世三津五郎)、中村橋之助(現・芝翫)
▼中村福助
義経一行を逃した富樫とその一族の運命を描く野口達二の代表作。(平成12年8月・歌舞伎座)
2000年 69分
6月23日 火曜 16:00 -17:15 衛星劇場
◆特選歌舞伎◆
義経を討てとの命令を守らなければ一族が滅ぼされることがわかっていながら、義経主従の必死な姿に心を動かされてしまう富樫。彼には仲のよい兵衛という弟がいた。弟は一途な性格の兄を気に掛けていましたが、義経追討令を受けてから、家の存続を第一とする弟と、武士の道義を考える兄の意見は対立していきます。義経を逃がした罪を償うには自分が切腹すれば済むと言う兄に、弟は反論。両者は激しく争論となり…。
『勧進帳』で弁慶が喝采を受けて花道を退く際、本舞台の幕のかげにフッと消える富樫にあわれを感じないではいられなかったという劇作家の野口達二が富樫の「その後」に焦点を当てて書いた作品。


