BARレモン・ハート SEASON2

ドラマ

BAR レモン・ハート サケ・ア・ラ・カルト〜バレリーナの憂鬱〜

古谷三敏作の名作酒漫画が待望のドラマ化!1軒のバーで巻き起こる、お酒のうんちくにまつわるエピソード。ほろりと感動し心が温まる。

5月24日 日曜 21:00 -21:30 BSフジ・181

BSフジ開局15周年記念番組として2015年にスタートした、大人のためのドラマ「BARレモン・ハート」。 今回お届けするのは、 2016年4月に放送されたエピソード「サケ・ア・ラ・カルト〜バレリーナの憂鬱〜」。
ナオミ(稲村梓)の無邪気な問いかけに、レモンハートの夜はいつものようにやさしく揺れる。 笑い声に包まれた店内へ、松ちゃんが連れてきたのは、母から離れられない男(浅利陽介)。 あきれ半分、優しさ半分でマスターが差し出したのは――哺乳瓶。 どこか可笑しく、しかし人の弱さを映す一杯が、静かにテーブルに置かれる。 そこへ現れたのは、美しいバレリーナ・静香(マイコ)。
彼女は、長年向き合ってきたバレエに別れを告げ、実家へ帰る決意を胸に、マスターに「さよなら」を伝えに来た。 かつて、迷いの中にいた静香を救ったマスター。 しかし今回、彼は多くを語らない。 ただ静かに、最後の一杯を勧めるだけだった。 差し出されたのは、特別な一本のボトル―― それは慰めでも、答えでもない。 人生の幕を一度下ろすとき、人は何を持って立ち去るのか。 そして、何を胸に残していくのか。
言葉よりも深く、心に沁みる一杯とともに、それぞれの選択が、静かな夜へ溶けていく。 マスターが託した想いの行方は、グラスの底に揺れている。 今夜もレモンハートには、人生の余韻だけが、ゆっくりと残る。