暦に願う 「酉(とり)の市」
11月の酉の日、東京浅草で年の瀬を告げる「酉(とり)の市」が開かれました。福を“かっこむ”熊手を求める多くの参拝客でにぎわい、願いを込めた手締めが響きます。
12月28日 日曜 20:54 -21:00 BS朝日1
11月の酉(とり)の日、東京浅草で年の瀬を告げる「酉(とり)の市」が開かれました。商売繁盛・開運招福を祈願し、福を“かっこむ”熊手を求める多くの参拝客が訪れます。七福神や招き猫など、縁起の良いモチーフが散りばめられた熊手を、毎年買い替えて飾ると幸福が訪れるといわれています。買った後は、手締めをするのが習わし。熊手屋が軒を連ねる境内のあちらこちらで、願いを込めた三本締めが響きます。
日本人が暦の訪れを感じるのは、「自然風景」「生きもの」「人々の営み」が見せてくれる四季折々の表情。そして、人々は暦、時の流れ、カレンダーに記された、ある一日を特別なものとして、さまざまな願いを込めて暮らしている。「暦に願う」が紹介するのは、そうした「季節に合わせた願い」。ひとりでも、家族でも、友達でも、地域でも、季節にまつわる願いと形は、人それぞれ。その多様な姿を日本各地で探す。
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出演者
【語り】三田寛子
