鬼平犯科帳

ドラマ

時代劇・鬼平犯科帳🈞 第6シリーズ #7 「のっそり医者」

萩原宗順(宍戸錠)は日本橋に住む六十歳あまりの町医者だ。妻子もなく、質素な家に住み、使用人もおかず、貧しい患者からは金も取らない。

12月27日 土曜 18:30 -19:30 三重テレビ1

父親が昔世話になった木村忠吾(尾美としのり)は、盗賊改め方の役宅で預かっているおよし(高橋貴代子)という十五歳の娘を奉公によこすと言った。奉公先に盗賊が入り、およしを残して主人以下皆殺しになった身寄りのない少女だ。長谷川平蔵(中村吉右衛門)も許した。奉公を始めたおよしは、宗順の家のまわりを怪しい人間がうろついているのに気づいた。
宗順と会った平蔵は、宗順が昔はなみなみならぬ剣の使い手だったことを見抜いた。