救いの時差 〜ある小児がん医師の呻吟〜

ドキュメンタリー/教養

ドキュメント 救いの時差 〜ある小児がん医師の呻吟〜

名大病院の高橋義行医師(57)は、がんで亡くなる子どもを診てきた。新しい治療を受けるため海外に渡航する患者。なぜ日本で救えないのか。研究を続ける医師の姿を追う。

12月23日 火曜 1:25 -2:30 広島ホームテレビ1

名古屋大学病院の小児科医・高橋義行さん(57)は、治療法がないためがんで亡くなる子どもを診てきた。埼玉県から治療を受けに来た久保田ちひろちゃん(9)は神経芽腫の患者。イタリアで有効な治療法が見つかったが、日本では認可されておらず、渡航を決断した。高橋医師も同様の治療法を研究しているが、国内で患者に投与するには多くの壁がある。なぜ日本で命が救えないのか。国の違いがもたらす最新医療の“時差”を取材した。

  • 出演者

    高橋義行(名古屋大学病院小児科)、久保田ちひろ、髙橋結衣  ナレーション:島津咲苗(メ〜テレアナウンサー)