グッと!地球便🈖
今回の配達先は、台湾。金魚の研究に取り組む生物学者の太田欽也さん(当時50)へ、和歌山県で暮らす娘の悠の奈さん、息子の燕蔵さん、母・はやみさんの想いを届ける。
12月25日 木曜 10:25 -10:55 高知放送1
台湾東北部の地方都市・宜蘭(イーラン)。漁業で栄える港町であり、温泉地としても有名な人気の観光地だ。その中心部から少し外れた田園地帯にあるのが、欽也さんが働く「台湾中央研究院・臨海研究所」。台湾最大級の魚介類の研究施設で、世界中から集まった生物学者が20種類近くの水生動物を研究している。中でも欽也さんが研究対象としているのは、特別な金魚たち。
妻と出会ったのは、日本で研究員をしていた頃。結婚後、悠の奈さんと燕蔵さんが生まれ、2011年に家族4人で台湾へ移住した。しかし8年前、子どもたちを日本の小学校へ通わせることを夫婦で決断。欽也さんは1人で台湾に残ることになった。
家族と離れて8年。生命の神秘を解き明かすため今日も研究に明け暮れる父へ、子どもたちからの届け物は悠の奈さんが描いた欽也さんの似顔絵と、燕蔵さんからの金魚のメッセージカード。