燕雲台-The Legend of Empress -

ドラマ

燕雲台🈑🅂

第47話 太后の悲願

12月25日 木曜 12:30 -13:30 テレ玉1

蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
北方の可敦城を訪れた太后・蕭燕燕は、蕭胡輦に軍務を退き上京に戻るよう勧める。燕燕を敵視する撻覧阿鉢は反発を覚えるが、姉妹の情にほだされた胡輦は故郷へ戻ることを決意するのだった。さらに燕燕は宋の新帝即位を機に、胡輦の兵を借りて南方へ攻め込むことを決意。
しかしこれには天下の大局を見据えた深い狙いがあった。? 州を巡って戦は膠着状態となるが、燕燕は宋に使者を送り、ある条件を出して和睦を申し入れる。