太田光のテレビの向こうで

バラエティ

太田光のテレビの向こうで ゲスト:柄本明

第7弾となる今回のゲストは、日本演劇界を代表する俳優・柄本明さん

12月21日 日曜 21:00 -21:55 BSフジ・181

今回のゲストは太田が学生時代から憧れる俳優、柄本明さん。 久々の対面に「恥ずかしいなぁ」とつぶやきながら現れた柄本さんに「緊張してます」と迎えた太田は、早速ある番組の話を切り出す。 テレビを否定するかのような柄本さんの演劇論に共感したと語り、その凄まじさ、演じることの難しさを問いかける。
柄本さんは、照れたように、困ったように応じるが、舞台に立ち続ける漫才師として、太田は自らも抱える難しさがあると話す。 柄本さんも演じた戯曲「ゴドーを待ちながら」をめぐっては、太田が立川談志師匠ともつながると語ると柄本さんは演劇人として歩み始めた若き日の苦悩を懐かしみながら明かす。
さらに、長年コントで共演した志村けんさんとの関係を問われ「怖かった」と柄本さんは返すが、その根底には太田も息をのむ志村さんの信念があったという。 日頃の接点こそ少ないものの舞台という共通項でつながるふたりの対話。 演じる者と観る者との距離、緊張…「恥ずかしさ」との闘い…これこそが不条理劇とも映る第一線同士の言葉の紡ぎあいに、つい引き込まれていく幸せなひととき。 お見逃しなく。