関口宏の雑誌の記憶

ドキュメンタリー/教養

🈑関口宏の雑誌の記憶 「昭和100年 前編」

「昭和100年」の歴史を音楽の変遷で振り返る特別企画。ゲストはウエスタンカーニバル全盛期、中学生でエレキバンドを組んでいたという寺尾聰。昭和の音楽とは?

12月20日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1

寺尾が生まれた1947年、戦後復興の応援歌「リンゴの唄」と、身寄りのない女性の怒りを歌った「星の流れに」が同時にヒット。世相の複雑な一面が浮かび上がる。翌年「東京ブギウギ」が爆発的に流行した背景には、人々が“自由になった”と感じた社会現象があったと関口は分析する。
寺尾は、ウエスタンカーニバル全盛期、中学生でエレキバンドを組み、楽譜のない時代に洋楽を「耳で聞いて英語の歌詞をカタカナで書き取って」真似た熱中ぶりを告白。戦時中ジャズが「敵性音楽」として禁止された裏で、唯一演奏できた驚きの場所とは?時代を映す雑誌と音楽が刻んだ、昭和史の真相をひもとく必見の回。
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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