ドキュメンタリー/教養
サベージ・キングダム:残酷の王国「#4 女王の苦悩」声:諏訪部順一🈔
湿原を支配するメスライオン、マツミの群れは圧倒的な強さを誇っていた。だが子どもたちはなかなか狩りが上達しない。乾期を迎えた王国で、群れは厳しい現実に直面する。
12月19日 金曜 13:00 -14:00 ナショジオ
アフリカの大地に広がる野生の王国。ここでは、日々数多くの命が生まれ、数多くの命が消えていく。ここで繰り広げられる命のやり取りに温情が入る余地はない。あるのは残酷で無慈悲な現実だ。このシリーズでは、アフリカに生きる様々な動物に密着する。ここには、天敵、飢餓、子供の喪失など幾多の困難に見舞われながらも、なお懸命に生きようとする動物たちの姿がある。
湿原を支配するメスライオン、マツミの群れは、無敵のオスライオン、セケカマを迎え入れて以来、圧倒的な強さを誇っていた。だが王国随一の群れは不安を抱えていた。子どもたちは獲物を前にひるみ、一向に狩りが上達しないのだ。そんな中で乾期を迎え、マツミは群れをあとに残し、北に向かった獲物を追う。残された子どもたちは、干上がった湿原で腐肉をあさるしかない。若きライオンたちは、弱肉強食のこの王国で生き残れるのか?
