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第40話 遼(りょう)の未来
12月15日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
皇后・蕭燕燕の強引な捜査に、朝堂では皇族たちが反発し紛糾していた。そこへ蕭胡輦が青哥の双子の姉、蘭哥を連れて現れ、真相は一気に明らかとなる。黒幕の趙王・耶律喜隠が捕らえられ、蕭烏骨里と息子の留礼寿は燕燕の居所の前に跪き許しを請うが、燕燕は姿も見せなかった。蕭胡輦の取りなしで命は助かり流刑となった喜隠は留礼寿と共にひそかに再起を誓う。
ある日、燕燕は烏骨里から景宗・耶律賢が侍らせている女子が懐妊したと聞かされる。
