<時代劇>鬼平犯科帳 第4シリーズ 第9話「霧の七郎」🈑
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第4シリーズをお届け!
12月15日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
江戸近郊、渋谷村の荒れ寺に、大盗賊・霧の七郎(片桐竜次)一味が潜んでいた。
七郎の兄・小川や梅吉は、長谷川平蔵(中村吉右衛門)に捕まり処刑された。
七郎は、平蔵への復讐の機会をうかがっていた。
七郎の考えた復讐は、本宅に住む平蔵の一人息子・辰蔵(長尾豪二郎)を殺すことだった。
そんなことは知らない辰蔵は、女遊びにうつつを抜かし、母の久栄(多岐川裕美)を心配させていた。
一方、市中見回りの平蔵は、つけられているのを感じていた。
ある日、辰蔵は叔父の三沢仙右衛門(北村和夫)の屋敷へ向かう。
仙右衛門は辰蔵の女道楽のために金をくれていた。
が、その日辰蔵はひどい下痢と腹痛で道端に倒れてしまう。
上杉周太郎(原田大二郎)という若い浪人が介抱してくれた。
しかし、上杉は「実は辰蔵の命を狙っている」と言い、「だが病人相手にはやる気がない」と言う…。
腕はたつが、少々変わった人柄の上杉は、辰蔵とその悪友の三人で岡場所に行ってしまった。
上杉は七郎に会い、殺しの仕事を断る。
数日後、辰蔵は偶然上杉と出会う。
依頼人の名を言おうとしない上杉だが、ある条件がかなえば教えるという。
それは、腕試しのために平蔵と立ち会うという願いだった。
平蔵は申し出を受け入れた。
八奴に構える上杉。平蔵が勝ったものの、かなりの使い手だった。
上杉は、平蔵の役宅で七郎の人相書きを見せられる。
確認を渋っていた上杉だが、七郎の数々の悪行を知らされ、認める。
平蔵とその配下は、七郎の隠れ家を徹底的に監視する。
七郎は、辰蔵の殺害を諦め、仙右衛門に復讐の的を絞るが…。



